番城小学校の絵 その⑦
下描きもだいぶ終わりに近づいてきました。
前回、描いていて違和感を感じていた国道を走る自動車を、今回は全面的に描き直しました。そして、自動車の前方に影を加えてみました。これだけでも、道路の表現がずいぶんしやすくなったように感じます。
自動車をもう少し手前に配置し、数も増やしていくと、車体とその影が重なり合うことで、さらに立体感を表現しやすくなると思います。ただ、あまり近づけすぎると……「ちょっと、あおり運転みたいだな」と感じてしまいます。絵の中でも、車間距離は大切ですね。
今回は、自動車に加えて、体育館や校舎にできる大きな影、そして学校前の建物なども描き込みました。
絵を描いていると、「影をどの方向につけようか」と悩むことがあります。影の方向によって、建物の立体感の表しやすさが変わりますし、一度方向を決めると、作品全体の影の向きにも関わってきます。また、影の方向と大きさで朝とか夕方とか、時間帯も決まってきますので、影は作品の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
このあたりまで描き進めてくると、そろそろ空や雲をどのように表現しようかということも考え始めないといけません。